50代になって、家の中の物を少しずつ見直しています。
「捨て活をしたいけれど、何を捨てればいいのかわからない」
「まだ使える物を捨てるのは、もったいない気がする」
「いつか使うかもしれないと思うと、手放せない」
そんなふうに、片付けたい気持ちはあるのに、物を前にすると判断できなくなることがあります。
私も以前はそうでした。
家の中を見回して、
「これはどうしよう?」
と考えているうちに、結局そのまま。
そして、また別の日に同じ物を見て悩む。
そんなこともありました。
でも、いろいろな物を手放してきて、最近は「捨てる・捨てない」を決めるときの基準が少し変わってきました。
「これは捨てるべき?」
ではなく、
「これからの暮らしに、この物は必要?」
と考えるようになったんです。
50代になると、子どもの成長や家族の生活も変わり、以前とは必要な物も変わってきます。
昔は必要だった物が、今はほとんど使わなくなっていることもあります。
反対に、以前は必要なかった物が、今の自分には必要なこともあります。
だから、昔の暮らしに合わせて物を持ち続けるのではなく、今とこれからの暮らしを基準に、物を選び直してみる。
今回は、捨て活で「これ、どうしよう?」と迷ったときに使える、5つの判断基準をまとめました。
まずは、この5つをチェック
□ ① 今、使っている?
□ ② これから、使う予定がある?
□ ③ 持っていることが負担になっていない?
□ ④ 手放すことで、今の暮らしがラクになる?
□ ⑤ これからも、自分が残したい物?
5つすべてにチェックがつかなくても大丈夫です。
このチェックリストを使いながら、「この物は今の自分に必要かな?」と、一つずつ考えてみてください。
① 今、使っている?
まず考えたいのは、
「今、実際に使っている?」
ということ。
「まだ使える」と「実際に使っている」は、少し違います。
まだ使えるから、とりあえず残している。
壊れていないから、捨てるのはもったいない。
そんな物が、家の中には意外とあります。
私も以前は、
「いつか使うかもしれない」
と思って、使っていない物をそのまま残していました。
でも、よく考えてみると、何年も使っていない。
そういう物は、
「使えるかどうか」ではなく、
「今の暮らしの中で、実際に使っているか」
を考えてみると、判断しやすくなります。
もちろん、季節用品や冠婚葬祭で使う物など、毎日は使わなくても必要な物もあります。
「使っていない=すぐ捨てる」ではなく、今の自分にとって必要かどうかを考えることが大切です。
② これから、使う予定がある?
次に考えたいのが、
「これから使う予定がある?」
ということ。
「いつか使うかもしれない」
という物は、なかなか手放せません。
でも、「いつか」が何年も来ていないなら、少し立ち止まって考えてみてもいいと思います。
たとえば、
「○月に使う予定がある」
「次の旅行で使う」
「子どもが使う予定がある」
など、具体的な予定があるなら残しておく理由になります。
反対に、
「いつか使うかも」
だけなら、
本当にこれから使う可能性があるのかな?
と考えてみる。
「いつか」という曖昧な予定ではなく、今の暮らしから考えてみると、判断しやすくなります。
③ 持っていることが負担になっていない?
物は、持っているだけなら何もしていないように見えます。
でも実際には、
・置く場所を考える
・収納する
・探す
・掃除する
・整理する
など、持っていることで時間や手間がかかることがあります。
たくさん物があると、
「どこにしまったかな?」
と探す時間が増えることもあります。
収納場所が足りなくなって、物を移動させることもあります。
そう考えると、
物を持つことにも、少しずつ負担がある
と気づきます。
その物を持っていることで、今の自分が疲れていないか。
管理することが面倒になっていないか。
そんな視点から考えてみるのもおすすめです。
④ 手放すことで、今の暮らしがラクになる?
今度は反対に、
「もし、この物がなくなったらどうなる?」
と考えてみます。
なくなったら困るでしょうか?
それとも、
「なくなったら収納がラクになる」
「掃除しやすくなる」
「探し物が減る」
「収納スペースが空く」
など、今の暮らしが少しラクになるでしょうか。
捨てるかどうかを考えるとき、
「なくなったら困る?」
だけではなく、
「なくなったらラクになる?」
と考えてみる。
この視点を持つと、今までとは違った見え方をすることがあります。
⑤ これからも、自分が残したい物?
最後は、
「これからも、自分が残したい物?」
ということ。
物を減らすことばかり考えていると、
「使っていない物は全部捨てたほうがいいのかな」
と思ってしまうことがあります。
でも、そうではないと思います。
思い出の物。
大切な人からもらった物。
見ると嬉しくなる物。
これからも持っていたいと思う物。
そういう物まで、無理に手放す必要はありません。
「使っているかどうか」だけでは決められない物もあります。
だからこそ最後に、
「私はこれからも、この物を残したい?」
と、自分に聞いてみる。
「これは大切だから残したい」
そう思えるなら、それも立派な判断だと思います。
5つをチェックしたら、最後にこれを考える
ここまで5つの基準を見てきました。
でも、チェックの数だけで「捨てる・残す」を決める必要はありません。
最後にもう一度、
「これからの私に、この物は必要?」
と考えてみてください。
今は使っていなくても、これから必要になる物もあります。
反対に、ずっと持っていたけれど、今の暮らしにはもう必要なくなった物もあります。
それでもまだ迷うなら、今日すぐに決めなくても大丈夫です。
迷った物は「保留」にしてもいい
捨て活をしていると、
「迷ったら捨てる」
という考え方を見かけることがあります。
でも、私はすべての物にそれを当てはめなくてもいいと思っています。
迷うということは、まだ自分の中で答えが出ていないということ。
そんなときは、
「今は保留」
にしてもいい。
いったん別の場所に置いておいて、数週間後、数か月後にもう一度見てみる。
そのときには、
「やっぱり必要だった」
と思うかもしれません。
反対に、
「なくても困らなかったな」
と気づくかもしれません。
時間を置くことで、自然に答えが見えてくることもあります。
「何を捨てるか」より「どんな暮らしをしたいか」
捨て活をしていると、
「何を捨てればいいんだろう?」
と、物そのものに目が向きます。
でも、本当に考えたいのは、
「これから、どんな暮らしをしたい?」
ということなのかもしれません。
掃除をラクにしたい。
物を探す時間を減らしたい。
家事を少しラクにしたい。
趣味の時間を増やしたい。
家族と過ごす時間を大切にしたい。
旅行を楽しみたい。
自分の時間をもっと持ちたい。
人によって、これからしたい暮らしは違います。
だから、他の人の「これを捨てました」に合わせる必要もありません。
自分がこれからしたい暮らしに合わせて、必要な物を選んでいけばいい。
そんなふうに考えると、捨て活も少し気楽になります。
50代の捨て活は「物を減らす競争」ではない
SNSなどを見ていると、
「家の中がすっきりした」
「これだけ捨てました」
という投稿を目にすることがあります。
きれいに片付いた部屋を見ると、
「私ももっと物を減らさないと」
と思うこともあります。
でも、持っている物の数は、人によって違います。
家族構成も違えば、趣味も違う。
今後の暮らし方も違います。
だから、
「どれだけ捨てたか」より、「自分にとって暮らしやすくなったか」
のほうが大切なのだと思います。
物が少ないことが目的ではなく、
自分が心地よく暮らせること。
そのために必要な物を残し、必要のなくなった物を少しずつ手放していく。
それくらいのペースでもいいのではないでしょうか。
まとめ|捨て活は「これからの暮らし」を選ぶこと
「何を捨てればいいかわからない」
そう迷ったときは、最初の5つのチェックリストを使ってみてください。
5つすべてにチェックがつかなくても大丈夫です。
この物は今使っている?
これから使う予定がある?
持っていることが負担になっていない?
手放したら暮らしがラクになる?
これからも残したい物?
一つずつ考えてみると、今までとは違った答えが見えてくることがあります。
「これは大切だから残したい」
と思う物があってもいい。
まだ決められない物は、保留にしてもいい。
大切なのは、ただ物を減らすことではなく、
「これからの自分は、どんな暮らしをしたい?」
と考えながら、持ち物を選び直していくこと。
そうやって物を一つずつ見直していくと、無理に捨てなくても、
「残したい物」と「手放してもいい物」
が少しずつ見えてくるのだと思います。
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