物が多い家で育ちました
私はどちらかというと、物をあまり増やさないほうです。
ミニマリストというほどではありませんが、買う前に「これ、本当にいるかな」と考えるタイプです。
たぶん、母の影響です。
母は買い物が好きで、そしてなかなか手放しません。
例えば洋服でも、一年中毎日違う服を着ても、まだ残るのではと思うくらいあります。
ハンカチも、使いきれないほどあります。
紙袋も大量に取ってあります。
カバンもクローゼットいっぱいで、奥にあるものは、きっともう忘れていると思います。
子どもの頃の私は、なんとなく息苦しさを感じていました。
だからこそ、すっきりとした家に憧れたのだと思います。
ときどき開催する「不要品パトロール」
毎日ではありません。
でも、ときどき家の中をぐるっと見回す日があります。
名付けて、不要品パトロールです。
なんとなく取っておいた空箱。
「高かったし」と残してある紙袋。
気づけば期限が過ぎていた食品。
いるか、いらないか。
小さな判断ですが、終わったあとは、部屋も気持ちも、少し軽くなります。
物が減ると、空間に少し余白が生まれる気がします。
大きな物は、捨てるときまで考えます
最近は、大きな物を買うときほど慎重になりました。
これを将来どうやって処分するのか。
粗大ごみなのか。
いくらかかるのか。
自分で運べるのか。
処分のハードルが高い物は、それだけで“持ち続ける理由”になってしまうから。
物は、買うより手放すほうがエネルギーがいります。
そう思うようになってから、衝動買いはかなり減りました。
物を減らすと、思考に余白ができます
忙しくて頭の中がごちゃごちゃしているときほど、私は片づけをします。
引き出しひとつ。
棚ひとつ。
それだけでも、不思議と気持ちが整ってきます。
子どもたちも、部屋が片づいていると落ち着くと言っています。
写真の整理についても、以前少し書きましたが、物と同じで「残す基準」を決めることが大切だと感じました。
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物が多いと、知らないうちに意識があちこちに向いてしまうのかもしれません。
減らすことが目的ではありません
私は、物を極端に減らしたいわけではありません。
好きな物は好きですし、今の自分に必要な物はちゃんと持っていたいです。
でも、長い間使っていない物や、なくても困らない物まで抱え込まなくてもいいと思っています。
大切なのは、物の量ではなく、距離感。
近すぎると重くなる。
遠すぎると味気ない。
そのちょうどいいところを探しています。
実家のことを思うと
実家のことを考えると、少し複雑な気持ちになります。
物を処分するのを嫌がる母。
その気持ちはわかります。
物は思い出でもあり、安心でもあるからです。
でも、あの量を見るたびに、もし何かあったらどうなるのだろうと考えてしまいます。
入院や介護のことを考えたとき、物の多さが現実の問題になるのではと感じました。
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片づけは、いつか誰かがやることになります。
そう思うと、物を持つことは未来への責任でもあるのだと感じます。
だから私は、せめて自分の分だけは、自分で整理しておきたいと思っています。

